ITP2.2 とは?

ITP2.2 とは?

 

ITPとは、「インテリジェント・トラッキング・プリベンション(Intelligent Tracking Prevention)」という正式名称ですが、要は、Coookieを制御することで、Safariブラウザを利用するユーザーのプライバシーを保護することです。

そしてITP2.1が2019年3月にリリースされたばっかりにも関わらず、2019年4月に新たにリリースされるというスピード感です。

そんなITP2.2について概要をまとめたいと思います。

 

ITP2.2の概要

 

Tracking Via Link Decoration Caps Client-Side Cookies to 1 Day of Storage

As of ITP 2.2, persistent cookies set through document.cookie are capped to one day of storage when both of the following conditions are met:

  1. A domain classified with cross-site tracking capabilities was responsible for navigating the user to the current webpage.
  2. The final URL of the navigation mentioned above has a query string and/or a fragment identifier.

*引用:Intelligent Tracking Prevention 2.2

ITP関連のブログ記事から抜粋しています。

 

ITP2.2とは、下記条件に該当した場合、1st Party Cookieの最長で24時間で削除されます

  1. ドメインAからドメインBに対してユーザーを誘導(広告や外部リンクなどで)
  2. ドメインBへの誘導時に使用するリンク先URLの中にパラメータが存在(リンクデコレーション)
  3. ドメインBのサイトに実装されたjavascriptを利用してパラメータの値を取得し、ドメインBの1st Party Cookieとして保存

 

そのため、クロストラッキングをすることが問題というがわかりますね。

クロストラッキングは、複数ドメイン間でユーザ情報を紐付けて管理すると該当します。それが下記のような状況です。

 

*引用:Intelligent Tracking Prevention 2.2

 

ドメインを跨いだ計測が難しくなってくることやターゲティングができなくなると、ビジネスに大きな影響がでると思いますので、この辺りの対策方法は常に検討する必要がありますね。

ITP2.2に対する対応策としては、ローカルストレージにユーザー情報を保存することが挙げられますが、ITP2.3ではそれすらも制限されることになるので、対応策は常に検討していく必要があります。

 

(参考)リンクデコレーションとは?

リンクデコレーションとは、URL末尾に情報を付加することで、良く広告出稿の際にトラッキングをするためのパラメータを付与することが多いと思います。URLパラメータとも呼ばれますが、別サイトへ遷移した後に末尾の情報を受け渡す方法のことです。

 

以上がITP2.2についてでした。

 

ITP2.1とITP2.3については、下記記事に概要をまとめていますので合わせて確認ください。

 

ITP2.1 とは?

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ITP2.3 とは?

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