ITP2.1 とは?

ITP2.1 とは?

 

デジタル広告は基本的にWEB上の閲覧や行動データを元に、どのような趣味嗜好かを判断して、セグメント(ラベルづけ)をします。

その際に用いられるのが、Cookieを利用して、その人のWEB上の行動をCookieという技術にて、トラッキングをします。

トラッキングを続けることで、その人がどのようなサイトをよく閲覧するかなどのWEB上の行動からわかるようになります。

このITP2.1とは、Apple の Safariにおけるトラッキング制御を実施するものです。

PCはMacではないかもしれませんが、スマホはiPhoneという方は結構いると思いますので、影響力はあります。

そんなITP2.1について概要をまとめようと思います。

 

ITP2.1の概要

 

そもそもITPは略されており、「インテリジェント・トラッキング・プリベンション(Intelligent Tracking Prevention)」という正式名称です。

Appleは、2017年にはじめてこのITPをリリースしました。その目的としては、アドテク企業(DSPベンダーなど)によるWEB上の行動の追跡を制限するこで、Safariブラウザを利用するユーザーのプライバシーを保護することです。

ITP2.1は、2019年2月のリリース計画を発表し、3月26日にリリースしています。

 

ITP2.0からITP2.1への主な変更点

  • 1st Party Cookieの有効期限は7日間となり、8日目以降は1st Party Cookieであっても削除対象

 

参考までにITP1.0、ITP2.0について簡単な補足↓

ITP1.0(概要)

24時間以内に再度アクセスが発生しない、3rd Party Cookieは自動的に破棄される仕組みです。Safariブラウザ搭載端末に対してターゲティング広告が配信できないことが起こったり、ターゲティングの精度が落ちるという影響を受けるようになりました。

 

ITP2.0(概要)

ITP1.0では、24時間以内という制限がありましたが、ITP2.0では、3rd Party Cookieが即時破棄となる仕組みにアップデートされました。Safariブラウザ搭載端末において、3rd Party Cookieを使ったターゲティングによる広告配信は、配信量が減少する影響を受けました。また、各種マーケティング効果を計測するツールベンダーにおいては、3rd Party Cookieによる計測では正確に計測を行うことが難しくなってきているため、1st Party Cookieとの連係を進めるなどの対応を行なってきています。

 

ITP2.1の影響

 

ITP2.0からITP2.1への主な変更点は下記のようになります。

  • Cookieの有効期限は7日間となり、8日目以降は1st Party Cookieであっても削除対象

 

そのため、以下のような影響があります。

  • 1st Party Cookieを利用したCV計測であっても広告やアフィリエイトリンクのクリックから8日以上経過後のCV計測は不可
  • 1st Party Cookieを利用したアクセス計測であってもサイト訪問から8日以上経過後のアクセス解析(同一ユーザーとしての識別)は不可

 

アフィリエイトでの計測が取れないとそもそもビジネスに大きな問題になると思います。

またサイト訪問者が同一人物と識別できなくなるのは、つらいですね。例えば、同一人物ではないので、FQ(フリークエンシー)をコントロールしようにも、同じ人物であっても8日以降にCookieが変わってしまったら、そのユーザーに対しては、余分に露出されてしまうので注意が必要です。

 

以上がITP2.1についてでした。

 

ITP2.2とITP2.3については、下記記事に概要をまとめていますので合わせて確認ください。

 

ITP2.2 とは?

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ITP2.3 とは?

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