Google Trends(トレンド)の使い方を解説
Google Trends(トレンド)って、どのようなことができるのかわからないですよね。
ブログやウェブサイトを運営している方には、ウェブ上でどのような検索がされているのかなどの動向を知ることが重要です。
今現在、どのようなキーワードが人気が高いのか?といった傾向を把握できるツールとして、Googleが提供しているGoogleトレンドというものがあります。
今回は、そんなGoogleトレンドについて解説したいと思います。
Googleトレンドの概要
Googleトレンドは、ウェブ上の特定のキーワードについて人気度という指標を用い、トレンドを把握することでサイト運営などに活用できるツールになります。
Google AnalyticsやAdobe Analyticsといったアクセス解析ツールを利用していると、ウェブサイトの流入に変化があったことに気づきやすいと思います。
そのようなウェブサイトへの流入が減ったとき、増えたときにGoogleトレンドを活用してキーワードの人気度を分析をすることで、どのような要因があるかを把握しやすくなるツールです。
Googleトレンドの活用方法
Googleトレンドにアクセスしましょう。
ということで、Googleトレンドでは主に以下のような使い方があります。
- キーワードの人気度を把握する
- 最近の急上昇ワードを把握する
- 1年をキーワードで振り返る
- 複数キーワードを比較する
キーワードの人気度を把握する
気になるキーワードを検索窓にいれて検索してみましょう。
その検索したキーワードの「人気度の動向」という指標が表示されます。
人気度の動向とは?
数値は、特定の地域と期間について、グラフ上の最高値を基準として検索インタレストを相対的に表したものです。100 の場合はそのキーワードの人気度が最も高いことを示し、50 の場合は人気度が半分であることを示します。0 の場合はそのキーワードに対する十分なデータがなかったことを示します。
検索したキーワードに関して、以下の要素で絞り込むことが可能です。
- 国(日本などを選択)
- 期間(直近での期間や過去5年間といった内容で選択)
- カテゴリ(カテゴリを絞ると、より狙ったキーワードで抽出できる)
- ウェブ検索(画像検索やYouTube検索などに絞ることができる)
最近の急上昇ワードを把握する
こちらは、直近で検索されている話題になっているワードを教えてくれます。
急上昇ワードとして登録されているため、国別に話題となってる旬のキーワードを把握することができます。
急上昇しているキーワードを用いて、SEO対策したり、記事執筆したり、WEBコンテンツの出し分けなどにも利用することが可能です
1年をキーワードで振り返る
「Year in Search: 検索で振り返る」 という項目があります。
国別に別れており、その国別に1年間でどのようなことが話題になっていたかを知ることができます。(前年に比べて今年トラフィック数が急増した検索キーワードに基づいているそうです)
以下に2001年〜2019年の日本で検索で話題になったキーワードが確認できます。(一部の年は全ての地域しか確認できません)
- Year in Search: 検索で振り返る 2019
- Year in Search: 検索で振り返る 2018
- Year in Search: 検索で振り返る 2017
- Year in Search: 検索で振り返る 2016
- Year in Search: 検索で振り返る 2015
- Year in Search: 検索で振り返る 2014
- Year in Search: 検索で振り返る 2013
- Year in Search: 検索で振り返る 2012
- Year in Search: 検索で振り返る 2011
- Year in Search: 検索で振り返る 2010(すべての地域のみ)
- Year in Search: 検索で振り返る 2009
- Year in Search: 検索で振り返る 2008(すべての地域のみ)
- Year in Search: 検索で振り返る 2007(すべての地域のみ)
- Year in Search: 検索で振り返る 2006(すべての地域のみ)
- Year in Search: 検索で振り返る 2005(すべての地域のみ)
- Year in Search: 検索で振り返る 2004(すべての地域のみ)
- Year in Search: 検索で振り返る 2003(すべての地域のみ)
- Year in Search: 検索で振り返る 2002(すべての地域のみ)
- Year in Search: 検索で振り返る 2001(すべての地域のみ)
日本でまとめられている年は、当たり前ですが懐かしいキーワードが並んでいて面白いので、見てみてください。
複数キーワードを比較する
検索ボックスに比較したいワードをカンマ区切りで、複数のキーワードを入力することで、入力されたキーワードを「人気度の動向」という指標で比較できます。
どちらのキーワードがその同じ期間に話題になっているかを一目で把握が可能なので、自社サービスや競合サービスを入力して、比較することもできます。
このように複数のキーワードで比較することで、足りない部分を発見することができるため、この機能も有効的に活用して動向を把握したいですね。
Googleトレンドのまとめ
Googleトレンドでキーワードの動向を把握することで、より良いサイト運営に活用していきましょう。
ウェブサイトのアクセス数は、時代の流れによって、需要が高まるキーワードがでてきたりするため、常に把握しながらコンテンツを展開することが重要ですね。
以上がGoogle Trends(トレンド)の使い方を解説しました。
ご参考になれば幸いです。