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「Google Cookie 規制」の概要と影響【サードパーティークッキー廃止】

「Google Cookie 規制」の概要と影響【サードパーティークッキー廃止】

 

ついにこのときがきました。

 

2020年1月14日(火)にGoogleが提供する「Chromeブラウザ」で、サードパーティークッキー(3rd Party Cookie)を2年以内に廃止にすることを発表しました。

 

ちなみにこの発表があった2020年1月14日、米国ナスダック市場のCriteo株価終値は、前日比でおよそ16%下落しています。

 

この発表は日経新聞にも大きく取り上げられており、インターネット広告業界に大きな影響が及ぶことが想定されます。

 

昨今、Apple社による「ITP2.3」や欧州の「GDPR」、そしてカリフォルニア州の「CCPA」などで、Cookieの取り扱い方大きく変わろうとしています。

 

今回リリースされた、Google社によるCookieの規制について解説していきます。

 

Google Cookie 規制の概要

 

Googleが規制するCookieに種類があり、

  • ファーストパーティークッキー(1st Party Cookie)
  • サードパーティークッキー(3rd Party Cookie)

今回Gooleが規制する対象は、サードパーティークッキー(3rd Party Cookie)になります。

 

まず、ファーストパーティークッキー(1st Party Cookie)とは、自社ウェブサイトで収集できるCookieのことになります。

 

そして、サードパーティークッキー(3rd Party Cookie)とは、ターゲティング広告を行うために利用されるCookieのことになります。

 

主に第三者がいくつものウェブサイトにタグを埋め、サイト訪問者の行動履歴や閲覧履歴を収集することで、そのユーザーの属性がわかるため、広告ターゲティングに利用されます。

 

このように、ユーザーがサイト訪問している履歴が知らない間に取得されてしまい、行動属性や閲覧履歴からある程度そのユーザーの人柄がわかってしまいます。

 

そのため、昨今のプライバシー問題では、Cookieの扱い方に注意する必要がでてきており、ついにGoogleもCookie規制を発表しました。

 

日本では、Cookieはまだ個人情報ではないですが、欧州の「GDPR」やカリフォルニア週の『CCPA』などのようにCookieも個人情報として規制されています。

 

今後、日本でもCookieが個人情報として扱われる可能性も近いと思いますので、今回のGooleのCookie規制は時代の流れを象徴していますね。

 

Google Cookie 規制の影響

 

Cookie規制をすることはユーザーのプライバシーを守る上で、必要なことになりますが、Googleの売上は広告収入が8割程度になります。

 

Cookieは、ターゲティング広告には欠かせない技術なわけで、Cookieがなくなると、そのユーザーにとって見たくもない広告がより増えます。

 

そして、サードパーティークッキー(3rd Party Cookie)を収集するために、さまざまなウェブサイトにCookieを取得するためのタグを仕込んでいる企業もあります。

 

このようにユーザーデータを収集し、サードパーティーデータを利用したターゲティング広告やペルソナ分析等の事業を展開している企業には大きな変革のときがきていると言っても過言ではありません。

 

Googleは、サードパーティークッキー(3rd Party Cookie)を規制しますが、それに変わる対策として、2019年8月に発表した「プライバシーサンドボックス」です。

 

Google Cookie 規制の対策とは?

 

GoogleのCookie規制による対策としては、上記でも述べたように「プライバシーサンドボックス」の可能性が高いです。

 

プライバシーサンドボックスを簡単にいうと、

 

プライバシーサンドボックス(Privacy Sandbox)の設定する基準にして、広告ターゲティングやPV/CV測定、詐欺防止の実現しようとしています。

 

プライバシーサンドボックス(Privacy Sandbox)では、5つのAPIが存在し、コンバージョン(CV)などのポイントにそれらAPIを活用することでCookieの代わりを目指します。

 

これは、個人のChromeブラウザ内のCookieではなく、非特定化されたシグナルを利用して、そのユーザーの閲覧傾向からターゲティングを行うためのものです。

 

Googleの2019年10月のブログにもこのように投稿されています。

 

 

プライバシーサンドボックス(Privacy Sandbox)の詳細はこちらから↓

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プライバシーサンドボックス(Privacy Sandbox)は、広告主がユーザーの個人情報に直接アクセスすることなく、ターゲティング広告を実行するためのツールになる想定です。

 

そのため広告主ではなくウェブブラウザがユーザーの情報を保持した状態で、広告主は、そのデータをプライバシーサンドボックス内で利用します。

 

その利用する際に、ツールを活用することでユーザーのプライバシーを侵害することなくターゲティング広告を表示できるようにすることが大きな目的となります。

 

インターネット広告が大きく発展するには、このCookieという技術がなければ、ユーザーの趣味嗜好を捉えることができなかったと思います。

 

そのためCookieが制御されることは、大きな時代の変化にもなるわけですね。

 

2022年には、Cookieに変わる新たな手法が生み出されることは間違いないと思いますので、今後の動向をチェックしていきたいですね。

 

以上が、「Google Cookie 規制」の概要と影響についてとなります。

ご参考になれば幸いです。

 

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