ディスプレイ広告とは
デジタル広告の基礎である「ディスプレイ広告」 について解説していきます。
リスティング広告とディスプレイ広告の違いが明確にわからない方には、
最適な記事だと思いますので、ご参考にしていただけますと幸いです。
以前リスティング広告についてまとめていますので、
まずはこちらからご覧いただくと理解しやすいです。
リスティング広告の概要についてはこちらから↓
リスティング広告とは デジタル広告の基礎である「リスティング広告(検索連動型広告)」 について解説していきます。 リスティング広告とは? デジタル広告の中でも一番[…]
ディスプレイ広告とは?
ディスプレイ広告とは、
ブログやウェブサイト、そしてアプリ上の広告枠に表示される画像広告、動画広告やテキスト広告のことです。
ちなみにこのブログにも画像や動画の広告枠がいくつか表示されています。
このようなデジタル広告の枠に掲載される広告を、
”バナー広告”と表現されるので、覚えておきましょう。
このバナー広告のサイズとしては、以前、AdSense広告枠の記事で解説しているのですが、
Google AdSense レスポンシブのサイズ指定方法 今回は、AdSenseで掲載するため、広告ユニットを活用した広告枠のサイズ指定方法を紹介します。 以前、Google AdSense[…]
バナー広告枠の一般的なサイズは、
モバイルの一般的なサイズ
- 300×250
- 320×50
- 320×100
- 250×250
- 200×200
パソコンの一般的なサイズ
- 300×250
- 336×280
- 728×90
- 300×600
- 160×600
- 970×90
- 468×60
- 250×250
- 200×200
になります。
パソコン・モバイルの両方に対応している枠である、
- 300×250
の広告枠を作成しておけば、広告出稿は問題ないとも言われるくらい、
ディスプレイ広告としては、一番有名なサイズとなります。
またちょっと話は変わりますが、
日本市場でインターネット黎明期から一番有名な広告枠としては、
Yahoo!TOP面に右側に表示される広告枠です。
ちょうど今の時期だとふるさと納税の広告ですね。
「さとふる」の広告が表示されています。
この広告枠に掲載するのは、非常に多くの広告予算が必要でした。
今では、もっとリッチな広告表現として、
以下のような「メルセデスベンツ」の広告枠のように、
4箇所の広告枠を利用したYahoo!TOP面をジャックするようなリッチな広告枠があります。
このようなバナー広告をメインに利用して、
ブログやウェブサイトに貼り付いている広告が、「ディプレイ広告」です。
ディスプレイ広告とリスティング広告の違いは?
ディスプレイ広告とリスティング広告の違いは明確です。
ディスプレイ広告は、上記に記載したように、
画像や動画を用いて、視覚的に訴えることが可能な広告枠です。
例:「ふるさと納税」に興味あるユーザーがあるユーザーのとき
リスティング広告は、基本的に、
テキスト(文字)だけの広告になるので、検索キーワードに連動したかたちのため、
そのキーワードに興味がある人にしか訴求することができない広告枠です。
例:「ふるさと納税」を検索したとき
認知や理解促進を狙うには、「ディスプレイ広告」
申込や資料請求などのアクションを促進させるには、「リスティング広告」
といったどのユーザー層に、
どのような目的で広告出稿するかによって変わりますので、
広告出稿する際の参考にしていただけますと幸いです。
ディスプレイ広告の主流メディア
ディスプレイ広告のサービスは、Googleと Yahoo! それぞれが大きなネットワークを構築しています。
- Google Display Network(GDN)
- Yahoo! Display Network(YDN)
という、「ディスプレイ広告」の2大メディア(メニュー)ですが、
これだけ覚えておけば一旦いいのではないかと思われるくらい主流です。
Google Display Network(GDN)とは?
Google関連のサイトに広告を配信できる「ディスプレイ広告」のネットワークです。
YouTubeやlivedoorやアメブロなどのポータルサイトや、AdSenseのブログの広告枠に広告配信されるという特徴があります。
日本人口の大多数は、Google Display Network(GDN)でカバーできるとも言われています。
Yahoo! Display Network(YDN)とは?
Yahoo!関連のサイトに広告を配信できる「ディスプレイ広告」のネットワークです。
Yahoo!トップ面、Yahoo!ニュース、Yahoo!メールなどYahooサービスのサイトに広告配信されることが多いという特徴があります。
Yahoo!もGoogle同様に多くの利用者がいるため、Yahoo! Display Network(YDN)でカバーできます。
そのため、上記の2大メディアの広告出稿メニューである、
- Google Display Network(GDN)
- Yahoo! Display Network(YDN)
は覚えておくと良いです。
この2つを利用することで、多くのユーザーをカバーすることが可能になります。
ディスプレイ広告のターゲティング手法について
こちらは下記記事にGDNとYDNのターゲティング手法をまとめていますので、
もっと詳細が知りたい方は、こちらから覗いてください↓
GDNとYDNとは? デジタル広告といえば、GoogleとYahoo!の2大メディアがあります。 リスティング広告といえば、まさにこの2つのメディアが日本市場では独壇場です。 それは「デ[…]
ディスプレイ広告のまとめ
「ディスプレイ広告」は「リスティング広告」に比べ、
- ターゲットするユーザーが異なる
- 広告出稿方法(見え方)が異なる
という大まかな点を理解いただけたでしょうか。
DSPやPMPなどのデジタル広告もあり、
取引手法が様々なので一旦こちらでは割愛していますが、
もっと奥が深いデジタル広告について、
今後まとめますので宜しくお願い致します。
以上がデジタル広告の「ディスプレイ広告」の概要です。
ご参考になれば幸いです。