検索向けAdSense(アドセンス)の概要と設定方法
Google AdSense(アドセンス)にもいくつか種類があります。
主に、コンテンツに連動したかたちでディスレプイ形式の広告枠を設置することができる商品もあります。
また今回紹介する検索結果に連動したかたちでテキスト形式の広告枠を設置することができる商品もあります。
ウェブサイトでの利用シーンが異なりますので、こちらの記事を参考にしてもらえますと幸いです。
検索向けAdSenseの概要
検索結果を広告枠として活用できます。
ウェブサイト訪問者がサイト内のコンテンツを検索できるように、「虫眼鏡マーク」のような検索機能を用意しているサイトがあると思います。
このブログでもサイト上部や右側サイドカラムには、サイト内検索ができるように設定しています。
このサイト内検索にGoogleの「カスタム検索エンジン」を利用すれば、その検索結果画面にGoogle AdSenseの広告を表示することが可能になるのです。
検索向けAdSenseのメリット
検索向けAdSenseには、コンテンツ向けAdSenseとは異なるいいメリットがあります。
以下のようなメリットになります。
- 関連性と収益性が向上
- Google が培った基盤を利用
- サイトに合わせてカスタマイズ可能
関連性と収益性が向上
カスタム検索広告では、検索語句に基づいてターゲットを絞った関連性の高い広告が配信されるため、ユーザーの満足度向上と広告収益の増加が見込めます。
つまり、自分のサイト内に検索ボックスを用意して、検索した人にリスティング広告ように露出されイメージを持つといいですね。
Google が培った基盤を利用
100 万を超える広告主で構成される Google のネットワークにアクセスすると同時に、Google の専門知識と独自の広告フォーマットを利用できます。
つまり、Googleに出稿している広告主の広告が掲載される点と、Googleリスティング広告の技術を利用させてもらえるということですね。
サイトに合わせてカスタマイズ可能
自身のウェブサイトのデザインに合わせて、検索広告のスタイルを細かく指定できます。サイズ、位置、色、フォントをすべて思いのままに設定できます。
結構細かくカスタマイズできるので、お好みに合わせて検索結果画面を自分好みにカスタマイズしましょう。
それではどのように利用すればいいかについてまとめます。
検索向けAdSenseの利用方法
まずは、AdSense Custom Search Ads へアクセスしましょう。
こちらにアクセスすると、英語表記のみですがAdSenseカスタム検索を利用するための申込画面に飛びます。
上記の画像中央にある「Apply now」をクリックします。
すると以下の画面に遷移します。
上記画面にて、Google AdSenseにログインしている「Googleのメールアドレス」を入力しましょう。
またチェックボックスは、「下にチェック」をして、「次へ」をクリックします。
上記画面のように、”You can use Custom Search Engine”と表示されれば利用可能ということになります。
このページでは「URL:https://cse.google.com」をクリックしましょう。
すると、Googleカスタム検索エンジンを作成する画面に遷移します。
上記画面では、右上にある「カスタム検索エンジンの作成」をクリックしましょう。*ここからでも移動できます。
すると、カスタム検索の編集画面に遷移します。
上記画面では、以下の設定をします。
- 検索するサイト(ご自身のサイトを入力)
- 言語(日本語を設定)
- 検索エンジンの名前(わかりやすい名前を入力)
この設定が完了したら、「作成」をクリックしましょう。
すると、以下のようにコードを取得する画面に遷移します。
上記画面では、青く塗りつぶしている部分のコードを自身のウェブサイトの設置したい場所に貼り付けましょう。
ここまでで、ほぼ設定完了です。
しかし、最後に忘れてはいけないことがあります。
「検索エンジンの収益化」という項目があるので、現時点で運営しているウェブサイトのGoogle AdSenseを紐づける必要があります。
この設定方法は、
- 「検索エンジンの編集」画面にいく
- 自身で設定した「検索エンジンの名前」をクリック
- ”基本” ”広告” ” 管理” “詳細設定” のタブから「広告」に移動
- 「検索エンジンの収益化」をオンに設定
となり、「検索エンジンの収益化」をオンに設定すれば、自動的にGoogle AdSenseに関連付けられてるはずです。
以下の画面にあるように「検索向け広告」という項目が追加されるようになります。(ただ表示されるまでには少し時間がかかるかもしれませんので24時間くらい時間を空けてからチェックしましょう)
Google AdSense にも反映されれば、こちらの管理画面からでも「検索向け広告」の設定と、コード取得が可能になります。
このコードを自身のウェブサイトに貼り付けることで、検索ボックスが表示され、検索結果画面に自身のウェブサイトのコンテンツと広告が表示されるようになります。
検索向けAdSenseのまとめ
検索結果の上部などにキーワードに関連する広告が表示されます。ここでクリックされた広告が、AdSenseの収益としてカウントされます。
検索向けAdSenseは1ページに2つまで配置できます。サイトの上部(ヘッダー)に1つ配置するのが一般的ですが、可能であれば下部(サイドバーやフッター)にも配置しておくと、訪問者の利便性と視認性を向上できるのでおすすめです。
以上が検索向けAdSenseの解説になります。
ご参考になれば幸いです。
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