FX 損切りしない取引方法
FXでは損切りは非常に重要です!
といいつつ、今回は「FXで損切りをしない取引方法」について参考までに紹介します。
前提としては、僕は基本的に「損切りした方が良い」と思っています。
そのため、先日、FXで損切りをした方がいい理由についてまとめています↓
FX 損切りとは? FXではマーケットの波に乗りながら取引ができれば、 レバレッジをかけられるので少ない資金でも儲けることが可能です。 しかし、毎回のように勝ち続けることは不可能です。 […]
その理由としては、大きくわけると3つのポイントがあります。
- 取引開始したレートに戻る保証がない
- 少しの値動きでも大きな損失に繋がる
- 大暴落の危険性が少なからずある
しかし、そんな簡単に損切りができないこともあります。
そんなときのための「FXで損切りをしない取引方法」の戦略をまとめます。
FX 損切りをしない取引方法
さっそくではありますが、
FXで損切りしないで、長期トレードを行うことも可能です。
- 塩漬け
- スワップ戦略
- 戻り待ち戦略
- 低レバレッジ戦略
このように大きく分けると2つほどあります。
1つ目は、
通常やらない方がいい戦略ではありますが、
”塩漬け”という方法です。
①-1塩漬けスワップ戦略
損切りせずに、塩漬けにして、毎日スワップをもらうというやり方もあります。
スワップポイントが多くもらえる通貨でないと、もっているだけでリスクなので、
「ランド円」「トルコリラ円」などの金利差がある通貨での取引が必要です。
個人的に、ランド円はオススメです。
ランド円であれば、FX業者(取引所)により変動しますが、
レバレッジ25倍で、ランド円を100万通貨(約30万円)保有している場合、
約1000円~1500円くらいが毎日スワップポイントとしてもらえます。
月間3万円~4.5万円くらいのお金が自動的に増えることになります。
ただ、証拠金維持率には十分注意する必要があります。
これは金利差が大きい通貨では、応用できますので、
「トルコリラ」のような通貨でもやろうと思えば実施できる手法ではあります。
①-2塩漬け戻り待ち戦略
取引量に大きく依存しますが含み益がでるまでは、塩漬けにする方法です。
取引量が多いと、すぐに強制ロスカットが執行されてしまいますが、
取引量を少なくし、相場が好転するまで放置するってことですね。
含み益がでたら、決済することで、少額づつ稼ぐというやり方です。
というデメリットもありますので、
根気強く待つスタンスが必要です。
ただ大暴落というリスクを抱えながらの取引なので、
あまりオススメはしません。
そして2つ目は、
低レバレッジで取引をすることで、
大暴落などに対処するという方法です。
②低レバレッジ戦略
低レバレッジで取引することで、
大きな相場変動にも対応できる資金で耐えるということです。
過去にはリーマンショックという鬼ような大暴落がありましたし、
いつなにが起こるかは誰にもわかりません。
そんな大暴落にも対応できるほどの資金と低レバレッジで、
仮に30円動いても強制ロスカットされないくらいの余裕をもって取引することです。
この方法だと、負けは少なくなるかもしれませんが、
FXの魅力である、レバレッジが小さいので、大きくは稼げません。
そのため、”損大利小”に陥る可能性があります。
そのため、こちらの手法もあまりオススメはしません。
基本は、「損切り」を確実に実施し、
勝率が低くても、利益を大きく獲得し、相場で生き残ることが重要です!
FX 損切りしないという体験談
余談ですが、一時期「とりあえず買っておけばなんとかなる」という方針で、
ドル円が110円くらいから、120円を超えた時期が数年前にありました。
基本「買いポジション」でエントリーし、
損失が発生しても毎日スワップポイントがもらえるので、
あえて損切りせずに、相場が底になったと思ったら追加購入し、
永遠に「買いポジション」を保有していた時期があります。
そのときは、FX初心者ということもあり、たまたま運がよかっただけですが、
数千万円という利益を出すことに成功しました。
証拠金維持率は100~120%くらいで、毎日ギリギリの取引でしたので、
今思うと恐ろしいトレード方法です。
そのあと、一部ではありますが、
強制ロスカットも経験し、勉強になったという話です。
今はそんな運のいい相場ではないと思います。
そのため、「損切り」が重要だと肝に命じて取引をしています。
FX 損切りしない取引方法のまとめ
大きく分けると、”塩漬け”と”低レバレッジ”の2点での取引方法です。
以下のように、
- 塩漬け
- スワップ戦略
- 戻り待ち戦略
- 低レバレッジ戦略
にて、
①は、長期間にわたり、”塩漬け”にできる資金体力と精神力で実施する方法。
②は、大きくは稼ぎにくいが退場する可能性も低くなる方法。
この2点について、簡単にまとめましたが、
基本は「損切り」ありのスタイルで取引を考えた方が良いです。
塩漬けなどにしてしまうと、証拠金が抑えられたまま、
チャンスである相場のときに、エントリーができなくなってしまう可能性もあります。
チャンスを掴むためにも、エントリーしやすい身軽な状態で、
常に取引をしていたいですね!
以上が「FX 損切りしない取引方法」について体験談含め紹介しました。
ご参考になれば幸いです。