Macキーボードショートカット 一覧【Macユーザー必見】
WindowsからMacに買い換えたばかりの方や、新規でMacを購入した方は、慣れていないと思いますが、Macにも多彩なショートカットキーが存在します。
ショートカットキーを利用する・しないでは、作業効率に大きく影響します。いちいち毎回のようにトラックパッドやマウスを使い作業をすることになるので、作業効率が悪くなります。そのためこれから紹介する最低限のショートカットキーは覚えておくと役に立つと思います!
そこで今回は、Macで作業するときに頻繁に利用する最低限のシートカットキーをまとめます。
特定のキーを組み合わせて押すだけで、通常ならマウスやトラックパッドなどの入力デバイスが必要な操作を実行できます。
*Apple 公式サイトより抜粋
Macキーボードショートカットの前に修飾キーを覚えましょう
まずは、操作する修飾キーを覚えましょう。
- command (または cmd) ⌘
- option (または alt) ⌥
- caps lock ⇪
- shift ⇧
- control (または ctrl) ⌃
- fn
が主に利用する修飾キーです。
この中でも①の「command (または cmd) ⌘」は、非常に多く利用するのでマストで覚える必要があります。
キーボードで言うと、左下のポジションにあるかと思います。
Macキーボードショートカットの一覧(最低限覚えるもの)
最低限覚えた方がいいショートカットキーをまとめます。
コピー&ペースト
- command + X:[切り取り]=選択した項目を切り取り、クリップボードにコピーします。
- command + C:[コピー]=選択した項目をクリップボードにコピーします。
- command + V:[貼り付け]=クリップボードの内容を現在の書類または App にペーストします。
基本のキ!と言われるものですが、コピペで活用されるコマンドになります。
「command + C」でコピーして、「command + V」でペーストが一般的な利用方法になるかと思いますが代表的なショートカットキーですね。
取り消し(一つ戻る)
- command + Z:[取り消し]=直前のコマンドを取り消します。
- shift + command + Z:[やり直す]=取り消しコマンドを取り消す事ができます。
「shift + command + Z」は、「command + Z」で謝って取り消してしまったコマンドを元に戻すって事ですね。
言わずもがなですが、なくてはならないショートカットキーですね。いちいちマウスやトラックパッド操作していたら、いつまでたっても資料作成が終わりません。
項目を全て選択する(全選択)
- command + A:項目をすべて選択します。
コピペする際にもその対象を全選択することも多いと思います。そのときに役立つショートカットキーです。
ファイルを開く
- command + O:選択した項目を開きます。または、開くファイルを選択するためのダイアログが開きます。
複数選択して、一気に開くこともできるので便利です。
プリントを実行
- command + P:現在の書類をプリントします。
プリントするときにスピーディーに印刷まで行えるので、覚えておくと楽ですね。
ファイルを保存
- command + S:現在の書類を保存します。
- shift + command + S:現在の書類を新規に名前をつけて保存します。
PPTなどで資料作成する際に頻繁に保存すると思いますが、この操作一つで、その書類を保存できるので便利です。
また元ファイルを変更したくない場合は、「shift + command + S」を利用する事で、名前をつけて保存する事が可能になります。
新規タブを開く
- command + T:新しいタブを開きます。
単純にタブを開くだけのショートカットキーですが、マウスやトラックパッドでの操作なしに開けるのは使えると思います。
ウィンドウを閉じる
- command + W:最前面のウインドウを閉じます。
- command + Q:App のウインドウをすべて閉じます。
- option + command + W:App のウインドウをすべて閉じます。
「command + Q」と「option + command + W」は、一緒です。
不必要なウィンドウやAppを閉じる事ができるので、非常に便利です。
例えば、Aの作業を行いつつ、別のBの作業を複数のAppで行うとごちゃごちゃにAppが立ち上がっている状況なので、タブやApp切り替えで、ミスが発生します。そのミスをなくし集中して作業するためにも不必要なウィンドウやAppは閉じる方が無難です。
Spotlihgt 検索を開く
- command + space:Spotlight 検索フィールドの表示/非表示を切り替えます。
- control + option + スペースバー:Finder ウインドウから Spotlight 検索を実行します。
なにか探しものがあるときには有効な手段ですので、このショートカットキーは覚えておくと良いですね。
ファイルのコピーを作成する
- command + D:書類を複製します。
新規で資料作成や提案書を使い回す際などに重宝するかと思います。
ファイルやフォルダをゴミ箱へ
- command+delete:選択したファイルやフォルダをゴミ箱へ移動します。
スクリーンショットを撮影
- command+shift+3:画面全体をキャプチャします。
- command+shift+4:選択した画面範囲をキャプチャします。
「command+shift+3」は、画面全体をキャプチャしますが、「command+shift+4」は、切り取りたい部分だけをトリミングしてキャプチャできるので、両者とも資料作りには欠かせないショットカットキーです。
「command+shift+4」は、トリミングする範囲を指定する必要があるので、始点から終点までを選択する必要があります。動画などもこのコマンドを入れた瞬間で止まったままなので、キャプチャしたいシーンで取ることも可能です。*サイトによっては取れない仕様もあるかもしれません。
開いているアプリの切り替え
- command + tab:開いている App のうち、最近使った順番で次にあたる App に切り替えます。
例えば、Chormeでサイト閲覧・情報収集しつつ、PPTで資料作成などの場合は、切り替え作業が頻発します。その作業を効率よく切り替える事ができるので重要なショートカットキーですね。
選択項目のプレビュー表示
- スペースバー:クイックルックを使って、選択されている項目をプレビューします。
これが使えると楽です。資料をいちいち開く必要がなくなり、その場で確認したいページまで最適なサイズですぐに閲覧できます。
新規フォルダを作成
- shift + command + N:Finder で新しいフォルダを作成します。
フォルダにファイルが多くなってくると、画面の縦列を全て埋めるため、新規フォルダの作成が難しいのですが、このコマンドを利用すると楽に新規フォルダが作成できるので、使い所によっては良いです。
Macキーボードショートカットの一覧(応用編なので余裕があれば)
応用編もまとめます。最低限覚えるべきものよりも使う頻度はやや下がると思うので、ご自身の利用用途に合わせて参考にしてもらえばと思います。
テキストの書体を変更する
- command + I:イタリック(斜体字)に変更します。
- command + B:ボールド(太字)に変更します。
項目を検索
- command + F:書類内の項目を検索します。または、「検索」ウインドウを開きます。
検索項目を表示
- command + G:次を検索:直前に検索した項目が次に出現する箇所を探します。前に出現した箇所を検索するには、「shift + command + G」キーを押します。
App を非表示にする
- command + H:最前面の App のウインドウを非表示にします。
- option + command + H:最前面の App を表示し、その他すべての App を隠します。
ウィンドウを最小化して Dock へ
- command + M:最前面のウインドウを最小化して Dock にしまいます。
- option + command + M:最前面の App のウインドウをすべて最小化して Dock にしまいます。
App の強制終了
- option + command + esc:App を強制終了します。
文字ビューアを表示
- control + command + スペースバー:文字ビューアを表示します。文字ビューアから、絵文字やその他の記号を選択できます。
App をフルスクリーンで使用
- control + command + F:App をフルスクリーンで使います (その App がフルスクリーンに対応している場合)。
画面収録
- shift + command + 5:macOS Mojave では、スクリーンショットを撮るか、画面収録を実行します。
環境設定を開く
- command + カンマ (,):最前面の App の環境設定を開きます。
Macキーボードショートカットのまとめ
Macのキーボードショートカットキーの紹介でした。
”最低限覚えるべきショートカット”と”余裕があれば覚えた方が良いショートカット”をまとめました。
特に、”最低限覚えるべきショートカット”は、仕事や学業では必須になると思うので、覚えて損は絶対にないです。
ショートカットは使って覚えるしかないと思うので、慣れるまでは都度上記を参考にして頂きながら、ご活用頂ければ幸いです!
以上です。
ご参考になれば幸いです!